■ 回答
1) 話が長くてつまらないと思われている。
■ 解説 物事を説明するときには、論理的と論述的の二つがあります。
論理的な説明とは、無駄なことは一切言わず、主語と述語、それから最低限必要な形容語句のみで説明することです。
たとえば、「この前、中学の同級生の山下さんにばったり会って、今度いっしょに食事することにしたんだけど、あなたもどう?」
男性は、このように内容がパッと分かる、簡潔な話が好きです。
一方、出来事の背景や人の言動など細かい描写をまじえて説明するのが論述的な説明。
女性が好む話し方です。
たとば、「このあいだ町を歩いていると、ばったり中学の同級生の山下さんって娘に会ったの。山下さんには久しぶりにあったんだけど髪を切ってて雰囲気が変わっていたわ。誰だか分からなくてビックリしちゃった。「どうしてるの」って声をかけると・・・・」
話を聞いている男性は山下さんのことをまったく知らず、話がどこに向かっているのか、何を言いたいのか分からずにしばらく我慢して聞いていなければなりません。
女性からすれば、せっかくのデートでおオシャベリも楽しみたいのに、仕事の報告・連絡・相談のような口調で話すなんて、とてもできませんよね。
しかし、この男女のギャップはなかなか埋めようがありません。
男性のほうは、女性の長い話を楽しんでじっくり聞いてあげられるよう努力することが必要だと思います。
女性のほうも、まず結論や要点を言ってから詳しい説明に入る、といった工夫が必要かも知れません。
たとえば、「この前、中学の同級生の山下さんにばったり会って、今度、食事をすることにしたんだけど、あなたもどう? 実は、この間町を歩いていると、○○百貨店の前でばったり会ってさあ。彼女、紙を切っていたの・・・・」といった具合です。
聞く側は、結論を知った後なら、その経緯をじっくり聞くことにあまり抵抗を感じません。
恋愛を育てるには、お互いが努力してギャップを埋めていくことも大切です。
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